CADオペレーターに向いている人って、どんな人なんでしょうか?
これ、人によって色々な答えがあると思うんですけど。
ちょっと、考えてみました。
地道な作業を苦にしない人
まずは、これですね。
忙しい時期になると、延々とパソコンに向かって、図面の修正作業をします。
なので、1日8時間(下手すればそれ以上)、パソコンに向かってコツコツと作業するのが無理な人は、
そもそもが向いていないです。
一つのことにじっくり取り組める人、地道な作業が得意な人は向いています。
同じことを繰り返す場合でも、だんだん雑にならない、きっちりしている人は重宝されます。
集中力・注意力が高い人
そして。
CADを使って図面をかくとき、検図という作業があります。
つまり、かかれた図面が間違っていないかを確かめる力も必要ということです。
検図してくれる人が別にいればいいのですが、
時間がなかったりすると、自分のかいた図面を自分でチェックしないといけないこともあります。
細かいことによく気がつく人、何枚も図面をチェックしても質が落ちない集中力の高い人は向いているといえます。
もちろん、何時間も連続して集中し続けるのは難しいので、上手にリフレッシュすることも重要ですね。
コミュニケーションを取ることが苦痛でない人
延々とパソコンに向かって作業をすることが多いので、「会話しなくていい!」という意味で、人見知りの人が向いているように見えますが。
CADオペレーターの場合は、設計者さんの意図をくんで図面を作成しないといけないので、
ある程度のコミュニケーション能力は求められます。
技術的なことはわからないので、聞かないと、正確な図面はかけません。
正確な図面をかかないと、現場の人に迷惑がかかります。
(実際怒られたりしますからね)
まあでも逆に、わからないときは質問をして、要点を汲み取れる能力があるなら、多少人見知りでも大丈夫だとは思いますけどね。
ああでも、CADを使う業種って、昔ながらの製造業が多くて。
そういう会社って飲み会が多く、しかも絶対参加的な空気があったりするので。
人見知りにはある意味きついかもしれません。。。
大前提として、ものづくりが好きな人
これはモチベーションの問題ですが。
延々とパソコンに向かって作業していると、自分ってなんでこんなことをしているんだろう、とか、手を動かしながら色々考えてしまうこともあるのですが。
そういう時に、
「この図面が仕上がったら、自動車が完成する!」
とか、
「この図面が仕上がったら、家が完成する!!」
とか、ものができる達成感をモチベーションに変換できる人が向いていると思います。
CADオペレーターとして、というよりも、業界を選ぶことが仕事のモチベーションを保つのに一役買ってる、って話です。
ものづくりに携わる人間のひとりとして、
つくったものにお金を出して買ったり使ったりするエンドユーザーさんがイメージできるか?
エンドユーザーさんのために働きたいか?
迷ったら自問自答してみるのもいいと思います。
適性があるのかな、と悩んだら
もしCADオペレーターとしての適性があるのか悩んだら。
上記のような特徴が自分にあるのか、親や友人など、他人に聞いてみるのもアリだと思います。
自分のことは自分が一番よくわかっているようでいて、
実は自分が一番自分を理解していなかったりしますからね(笑)
他人からどう見えているのかを参考にすることは役にたつと思います。