あくあの受験したCADの職業訓練校、試験内容はこんな感じでした!(筆記試験編)

さて。
受験対策を色々やって、本番に臨んだわけですが。
私が受験した、ポリテクセンター機械系CADの入試問題が実際にどんな感じだったのか、書いていきます。
これから受験される方の参考になればと思います。

試験は、2日間あり。
1日目は筆記試験、2日目は面接でした。
定員は20名で、受験したのも同じくらいの人数だったと思います。


試験内容は、2回に分けて書いていきます。
今回は、筆記試験についてです。

筆記試験は、冊子が2冊渡されて。
それぞれ、「常識問題」と「適正問題」となっていました。


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筆記試験「常識問題」


まずは、常識問題の方ですね。
国語と算数の問題が出ました。制限時間は30分。

国語は、漢字の読み書き、四字熟語の意味などを選ぶ問題でした。
算数は、小数点の掛け算、割り算。分数の掛け算、割り算。

あとは、立体の問題ですね。
立体の絵が出て、それの正面と側面の図はどれになるか選ぶ問題。
ま、2D図面を作画するには必要な能力ですからね。


そんなに問題数も多くなく、1割くらい自信がない問題があったくらいで。
結構解けたと思います。

というか、数学じゃなくて算数で本当に良かった。
ルートの問題とかサインコサインとか出たら終わってた。。。

筆記試験「適正問題」


適正問題も、30分ですが。
先生の合図で、一斉に問題を解いて、終わりの合図でやめる、というものでした。

問題も、左右の絵を見て、相違点を指摘したり。
点の横に数字が打ってあって、順番につないでいく問題とか。
点を線でつないでいったら、絵が出来上がるっていう、アレ。
(あれ、なんていうんですかね、子供のクイズ絵本とかに載ってるようなやつです)

これらはどっちかっていうと、きちんと指示に従って問題がとけるか、とか見られてるんじゃないかなあって思います。


それから。
最後に、安全に関する問題が出ました。
この「安全に関する問題」というのは、普段事務職の方は想像がつかないかもしれませんが。

「現場作業中に危険なポイントが潜んでいるので。それを指摘して、安全対策を考える」

というものです。
例えば。。。

工場内で2人で作業をしているが、途中20kgの荷物を移動させるのに、脚立を使わないといけなくなった。
この時、危険だと思われるポイントと、対策をそれぞれ答えなさい。

こんな感じの問題が出ます。


もうちょっと複雑なシーンが出るので、ちょっと考えないといけないんですが。
こういう問題の場合、危険だと思われるポイントはだいたい決まっています。
答えは一つではないので、ポイントさえ押さえていれば、どんな回答でもOKです。


上記の問題だと、ポイントとしては。
「脚立を使わないといけない」という点です。

脚立って、絶対に天板に乗ってはいけないということを、知っていますか?
一番上だけに乗って立つと、ぐらぐらして落ちそうになりますよね。
1メートルくらいのところから落ちると、打ち所が悪いと取り返しのつかない大怪我をしたりします。
企業によっては、1メートル以上から「高所作業(=危険作業)」に認定されていることもあります。

それから、もう一つのポイントとして。
「20kgの荷物を運ぶ」という点が挙げられます。

20kgって、文字だけだと「ふーん」って感じですが。
結構重たいんですよ。お米の袋、5kgならいけそうだけど、20kgだと一人じゃ結構重たいですよね?
こちらも、会社によっては「20kg以上のものは一人で運んではいけない」という決まりがあったりします。
うっかり足に落としたら、怪我しますよね、20kg。。。


どちらを重視するかは人によります。
どちらでもいいですが、きちんと対策を書くことが重要です。

危険ポイント「脚立を使う作業があり、高所作業となる」
 ↓
対策「脚立に乗らない方の人間が、脚立が倒れないように支えておく。脚立に乗って作業する人間は、絶対に天板に立たず、2段目に立って作業する」

危険ポイント「20kgの重量物を運搬する作業がある」
 ↓
対策「脚立を使うのはバランスを崩す可能性があるので、立ち馬を使用し、バランスが良い状態で運搬作業を行う。また、重量物なので、二人で持ち上げて運搬する」

もうちょっと気の利いた問題が出ると思います。。。
20kgの重量物を脚立で持ち上げて、みたいな作業って、普段ないですからねぇ。。。
ま、例題ってことで一つ。すみません。


この手の問題は「危険なポイントをいかに予測できるか」にあります。
問題のシュチュエーションを想像し、危なさそうなところを考えましょう!
大体が、怪我をしそうなポイントがどこかにあるはずです。

受験票は届く学校と、そもそもない学校があります


そういえば、入学試験を受けるにあたり、

「あれ? 受験票って、届いてたっけ??」

と、焦ってしまいました。


普通、資格試験を受ける時とか、受験票が当たり前のように届くので。
来てたかもしれない、と。焦りました。


でもこれ、必要なかったんですよね。
当日の朝、受付をすませるだけで良かったという。。。

危ないところでした。


県……というか、学校によって、あったりなかったりしますので。
受験に必要な持ち物を、案内を読んでよく確認しておいてください!

ああ、それから。
受験ですから、きちんとスーツで行きましょう。
私服で行ってた人、いたけど。一応就職活動の一環、ということで!