職業訓練校を利用して良かったと思うこと、悪かったと思うこと

というわけで。
無事に職業訓練の合格通知も届き。
実際に6ヶ月のCADコースへ通うことができました。

ここでは、実際に通ってみて思ったことを簡単に書いてみます。

 

★合格までの体験記は、このサイトで別途詳細に記録していますのでご参照ください。

cad.hateblo.jp

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良かった点その1:自宅にCADソフトを入れなくても、高価なCADを操作できたこと

2D CADも、3D CADも。
ネックになるのは、ソフトの金額なんですよね。。。

自分で勉強する場合、高額なCADソフトを、どうするか?
そもそも就職したいのに、100万円単位の3D CADを練習用に入れて、コスパが見合うかどうか、ということなのですが。。。

もちろん、フリーソフトもあるので、それを入れてもいいのですが。
実際に入社を考えている会社が、フリーソフトをそのまま入れている可能性は、ちょっと少ないのではないかと思います。

CADの概念や、実際の操作に慣れていないうちは、ソフトで会社を選びたいですね。
概念は同じでも、「使いたいコマンド、このソフトではどうやるんだっけ?」っていう悩みが出てきますので。
タダでさえ入社したてで緊張しているのに、余計な悩みを増やしたくないものです。


職業訓練校には、一般的によく使われているソフトで授業が行われています。
放課後は練習用に貸し出してくれていたりするので。
自分で高価なソフトを買わなくても、練習をすることができます。

これは、本当にありがたかったですね。

時々、先生が放課後の教室に見回りに来てくれて、ちょっとしたテクニックを教えてくださったこともありました。
もちろん、自分から質問しに行ってもいいですし。
わからないことがすぐに聞ける環境というのは素晴らしいです。

良かった点その2:実際にCADを使った仕事をしてきた人が先生をしている


職業訓練校には、いろんな先生がいます。

新卒後に、職業訓練校に入った若い先生も、もちろんいらっしゃいますが。
多くは、一度一般企業に就職して、実務を経験して。
その後に教官として再就職した先生たちです。

なので、実際の現場でどういう仕事をして来たか、知っている先生が多いのです。

中には人事担当者だった先生もいらっしゃるので。
どういう人が面接に受かりやすいか、とか。
実際に就職した後に、どういう風に図面を描いたらいいか、とか。
そういう経験を元にしたアドバイスをしてくださるので、実際に就職活動中どう動いたらいいか、とかイメージしやすかったですね。

良かった点その3:他の人がどんな風に就職活動をしているか聞ける


一番のメリットは、就職活動中のメンバーが集まることですね。
実際にどういう風に活動しているのか、情報交換をしたり。
励ましあったりできたのは、助かりました。
モチベーションを保ちやすいですね。

ただ、ペースは人それぞれ。
後半になってもほとんど就職活動をしていなかった人もいたので。
そういう人に引きずられないようにしないといけないですが。

でもほとんどの人は「就職したい!」という目標があるので。
色々話していくうちに、見えてくることもあると思います。いい意味でも、悪い意味でも。

悪かったと思った点:習うことが本当に基礎の基礎すぎて、自分のレベルが低すぎたことを思い知った


いいことづくめのように見える職業訓練ですが。
「あれっ?」と思ったこともあるので、書いておきます。

それは、「習うのは、本当に基礎の基礎だった!」ということです。

まあ、学校に入った時はソフトを触るのも初めてなレベルなので、無理からぬことはではあるのですが。
いざ就職活動してみると、自分が習って来たのは、本当に基礎の基礎だったんだなぁって思い知りました。

なので。
もっと早く知って入れば、Wスクールして、もうちょっと高いレベルに到達できてたのになぁって何度も思いました。


これから、未経験からの職業訓練校に入校を考えている方には、是非是非、職業訓練と一般スクールとの、Wスクールをオススメします!!

職業訓練校に入らなければ、CADに触ることもなかったかな、とは思うのですが。
それだけで仕事ができるレベルになるか、と聞かれれば、ちょっと足りないかな、と答えます!
だって、とある企業で一緒に面接を受けた男の人、4年制大学の工学部卒業で、めっちゃCADとか使ってそうな感じだったんですもん!!
そんな人が隣にいて受け答えしてたら、いやでも自分のスキルが低すぎるって実感しちゃったんですよね。。。

別のスクールに行くのもアリですが。
通信教育とのWスクールもオススメですね。

通信教育なら、自分のペースで進められるので、放課後に学校のパソコンを使いながら、勉強することもできます。


では、どの通信教育を選べばいいのか??


基礎の基礎は、職業訓練校で習うし、質問も先生にすぐできるので。
職業訓練校では足りない、技術に特化した通信教育がいいですね。

特に設計に関する教育が受けられるところ。
えっ? 設計?? って思われるかもしれませんが。

すぐに理解はできなくても、繰り返しやって行くうちに、少しずつ「あっ、こういうことか!」ってわかってきます。



こちらの通信講座「設計の実技」を学べる回路設計CAD講座です。
初心者向けから、デジタル回路設計に必要な理論を扱う本格的な講座まで取り揃えています。

それから、こちらの講座では、就職支援も行なっていますので。
就職活動の選択肢が増えるのも、嬉しいところ。


あれ? 設計とか大丈夫?
私は文系で、計算とかさっぱりだけど。。。

と思われたかもしれません。

でも、中学校で習う「オームの法則」がわかれば、大丈夫です。
V-IRってやつですね。
電圧=電流×抵抗。
つまり、かけ算と割り算ができれば大丈夫なのです。

まあ、そうは言われても、いきなりは不安に思うものです。

しかーし。
こちらの講座は、基礎講座は初回無料で受けられるので「どんなものかな?」と、とりあえず様子をみるにもぴったりなのです!!

というわけで。。。職業訓練と並行してWスクールをするのが最強です!!


一例として、電気系の設計をあげてみましたが。
そのほかにも、いろんなスクールがありますので。
自分にあったスクールを調べてみるのも、楽しいと思います。

それが、就職活動の武器として使えれば、しめたものです。


Wスクールをするために学校を選ぶポイントとしては、

  • 無理をしない範囲で勉強できること(通信講座が始めやすい)
  • 職業訓練校で習う範囲以上のことを勉強すること(できれば設計とか!)
  • できれば就職支援がついてるところがいい

そして何より、自分の興味があることを選ぶことですね。
モチベーションが保てないと、勉強を続けることは難しいですから。

年齢がちょっと厳しいかなと思われても。
勉強を続けていく柔軟さがアピールできたり、
実際に他の志望者とのスキルに差がついてると思ってもらえれば。

納得いく条件で就職ができるようになります。


良い就職ができるように、頑張っていきましょう!!