散々「職業訓練校を利用しよう!」とか「スクールなら確実にスキルアップできる!」とか書いてきましたが。
では、お金がない・職業訓練校にも入れない、となってしまった時。
「独学で、CADオペレーターになるしかない!」と決意して、果たしてCADオペレーターになれるものなのでしょうか?
未経験、独学でも、CADオペレーターになれる!
答えは、「YES!」です。
ですが、かなり固い決意が必要です!(なので、スクールを推してたわけですが)
絶対になれないかと言われると「そんなことはない」ですが。
簡単になれるかと言われると「簡単じゃないよなぁ」です。
CADオペレーターに関係なく、なんでもそうですが。
わからないことが出てきた時に、質問が簡単にできない環境って、かなりしんどいです。
なので、ある程度の忍耐力と、固い決意が必要なわけです。
心が折れてしまわないように。
あらかじめ、目標をしっかり立てておきましょう。
では、未経験・独学で、CADオペレーターを目指す時。
近道になるのは、どんなことでしょうか?
近道は、JIS製図ルールに基づいた図面を作成し、面接担当者に見てもらうこと!
ズバリ、これです!
これは、企業で面接を担当したこともある職業訓練校の先生に聞いた話なのですが。
「未経験でも図面をかけることをアピールする=実際に自分で作った図面を面接に持っていく」
未経験からCADスキルを勉強するなら、これを目標にします。
当然ですが、求人を出すということは、図面がかける人が必要なわけです。
未経験でも、ある程度図面がかけますよ、というのを証明するためにも、作品を持っていくのがベストです。
クリエイティブ業界の人(イラストレーターとかデザイナーとか)が、面接を受ける際にポートフォリオ(作品集)を持っていくように。
CADオペレーターの面接の時も、これを作って持っていきましょう。
ちなみにポートフォリオ、とは。
例えば、グラフィック領域のデザイナーであれば、今まで自分がデザインしたパンフレットやポスター、書籍の表紙などのデザインを一つのファイルにまとめて、作品集のようにして見てもらいます。
これと同じように。
自分で作図した図面を、プリントアウトしてファイリングし、面接のアピールタイムの時に見てもらいましょう。
もしかしたら面接に、実際に設計される方が参加されているかもしれません。
現場で図面を書いていたり、読んでいたりする人間からすれば、これほど受験者の実力がすぐにわかることはないのです。
作図のルールは決まっていて、間違ったルールで書かれた図面は、現場作業でトラブルを招きます。
もしこのポートフォリオが間違った図面ばかりなら、残念ながら結果は出ないでしょう。
でも正しいルールできちんと作られた図面なら、未経験でも採用される可能性が出てきます!
実際に、ポートフォリオを作ってみよう!
というわけで。
次回より、独学のためのポイントを一つずつかみくだいて書いていきます。
目標! ポートフォリオの作成!!
もしこれからすぐにポートフォリオを作るなら。独学の方も、職業訓練校に通学中の方も、スクーリングの方も。
よろしければ、以下を参考にしてみてください。