なぜ、職務経歴書が書けないのか!? つまづいている点を考える


前回に引き続き、職務経歴書が書けない悩みにスポットを当てていきます。

職務経歴書は、採用担当者に自分の強みをPRしていくことが目的です。
それが「書けない」のには、理由があります。
なぜ書けないのか追求していけば、より良い職務経歴書作成につながっていきます!


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職務経歴書に書ける職歴じゃない。。。フリーターだったし!


アルバイトやパートの経験しかなくても、大丈夫です。
それは立派な、職務経験だからです。

ただ何となく働いていたとしても、何らかの得ることはあったはずです。


例えば。
コンビニやレストラン、アパレルなどの接客業をずっとやってきた場合。
以下のようなことに気をつけた、ということはありませんか?

  • お客様からの問い合わせに、わかりやすい説明ができるように、商品の勉強をした
  • お客様に失礼のないように、言葉遣いの勉強をした
  • アルバイトながら、発注業務にも関わった
  • 後輩が入ってきて、教育係を任された

長く働いていると、アルバイトやパートでも、上記のようなことを経験したことはあると思います。


すると、自分の強みとして、以下のようなことが挙げられます。

  • 仕事に必要な知識を自主的に勉強することができる
  • 説明したいことをわかりやすい言葉で伝えるコミュニケーション能力がある
  • 商品の流通、財務関係のことがわかる
  • 後輩の育成経験がある

アルバイトだったとしても、ただ単に漠然と仕事をしていたとしても。
絶対に何らかのスキルを得ているのです。

普段やってきたことを噛み砕いて、スキル(武器)が何かを探していきましょう!

無職だった期間が長すぎて、書くことがない!?


無職期間(ブランク)があったとしても。
その間何をやっていたのか書いておけば、ツッコミが入ることはありません。

例えば。ブランクの間に、

  • 資格取得を試みた
  • 自己流だけど、CADの勉強をしていた
  • スクールに通っていた
  • 職業訓練校に通っていた

など、やってきたことはあるはずです。


また、漠然と「勉強していた」だけではなく。

  • 取得した資格の詳細(取得できなくても、勉強して得られたこと)
  • 資格取得の目的
  • スクールの詳細、得た知識の内容
  • 今後にどう活かしていくつもりか

など、先手を打って細かくアピールしていきましょう!
志望動機などにつなげていけるとさらに良いです。

平凡な職歴だし、資格もない。。。とにかく、書くことがない!!


「見栄えがいい経歴を書く」ことにこだわっていませんか?

平凡な職歴だったとしても、「実績」を加味することによって、
「会ってみたい!」と思わせられる職務経歴書を書くことは可能です!!

例えば。

社内で、経費削減案を出すように、全員に指示があった。
そこで、所有する社用車をリースにする案を考えた。
費用を計算し、削減前と後を比較する資料を会議に提出したところ、
見事採用され、結果月額20%の費用削減に成功した。

というふうに、「イメージしやすい簡潔なエピソード」を、「具体的な数字」を用いて作成します。

上記のようなエピソードを入れると、

  • 問題解決の手段を考え、提案し、実践できる
  • プレゼン資料を作成することができる

など、色々な面から強みをアピールできます。

つまっているところは何か? どうしても前に進めないなら、プロに相談するのもあり!


見方を変えて考えてみて。
どこがつまっているかわかれば良いですが。

どうしてもわからないなら、転職エージェントなどのプロに、作成した職務経歴書を添削してもらっても良いかと思います。
自分だけではわからなかった資料の弱点、
気がつかなかった自分の強みなど、指摘してもらえます!