技能検定 学科試験問題 (2級)の詳細と、初心者でも突破できる勉強方法について

本日は、学科試験(2級)について。
勉強方法を教えてもらったものをシェアします!

2級と書きましたが。
3級も似たような問題が出るので、3級にも応用できます。

問題の出題方式


試験時間:1時間40分

問題数:
 A群問題(真偽法→○×問題) 25問
 B群問題(多岐択一法→4択問題) 25問
 計50問

(3級の場合は、○×問題のみですが。難易度的には2級とそんな変わらないと思います)


解答はマークシート用紙へ記入。
電卓等は使用不可。

50問を100分で解かないといけないので、1問あたり2分で回答しないといけない計算になります。
計算が必要な問題もありますが、ほとんどは暗記していれば解ける問題です。
その代わり、思わぬところでポンと、結構マニアックな問題が出たりします。
「そんな微妙なとこ覚えてないよ!」みたいなやつ。

初心者でも突破できる勉強方法


マークシート方式試験の基本ですが。
過去問を繰り返し解くことです。


工業系の学校出身なら、過去2年分解けば、傾向はつかめるので突破できる、とのこと(先輩に聞いた)
工業系でない私のような人は、5年分問題を解けば安心です。


ちなみに、過去問は協会に問い合わせれば入手できます。
方法などは県によって違うので、各協会窓口にお問い合わせください*1
数年分なら本屋でも入手できます。


ほとんど悩まない○×問題を確実に取れるように、繰り返し解いていきたいですね。

コツは、1度目の周回時に、各問題に「自分にとってのレベル」をつけていって。
簡単に解けるレベルは飛ばし。
難しいレベルの問題・間違えやすい問題をなんども解くことですね。

どうしてもわからないところがある! 不安なら


最初は問題文を見ても何を言っているかわからないと思います。
日本語だけど「日本語で頼む」と言いたくなるレベル(笑)


そんな時は、「JISにもとづく機械設計製図便覧」の3章から6章(力学、材料力学、機械材料、工作知識)を参考にして勉強しておくと間違いないと思います。


 

これのメリットはなんといっても、最新JISに基づいた正しい知識が得られるところですね。

ただし。デメリットもあり。

  • 紙の辞典のようなものなので古い便覧を使うとJISが変わっていたりして、アウトなことがある

 (なので、定期的に買いなおす必要がある)

  • 専門的すぎて、何を言ってるかわからない

 (少なくとも文系には理解できない)

ねじやボルト、 ワッシャーなんかのサイズが載っているので、一つ持っておくと、業務時にも調べられて便利なのですが。
結構なお値段なので、メリットデメリットをよく検討する必要があります。


もっと試験突破に特化したテキストがほしいならこれ↓





解説も試験突破にしぼったものなので、参考にすると良いと思います。

*1:電話すれば送ってきてくれるところもあるし、代金負担でコピーさせてくれるところもある。前も書いたけど、この県によって対応が違うのどうにかならないのか、条件的に。