あのコインの秘密!! 青銅と黄銅(銅合金)について

製図検定(技能検定「機械・プラント製図」)の勉強をするにあたり、実際に調べたことを書いていきます。
技能検定についての詳細は、以下の記事も参照ください。

 

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今日は、「青銅と黄銅の違い」について。

 

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青銅と黄銅の違いとは


青銅も黄銅も、銅に混ぜものをした「合金」というものです。

では、この2つの違いは何か……ということなのですが。


青銅は、銅を主成分として、スズを含む合金のこと。
対して、黄銅は、銅と亜鉛の合金です。特に、亜鉛が20%以上のものを指すようです。


青銅は、10円玉の金属。
黄銅は、5円玉の金属なのだそうです。


5円玉はなんとなくわかるけど(色が黄色っぽいし)、10円玉はなんで青銅? 青くないけど??
と、思ったアナタ!

……私も思いました(笑)


実は……

一般にいう青銅色は彩度の低い緑色であるが、本来の青銅は光沢ある金属で、その色は添加物の量によって様々である(例えば黄金色など)。
添加する錫の量が少なければ日本の十円硬貨にみられるような純銅に近い赤銅色、多くなると次第に黄色味を増して黄金色となり、ある一定量以上の添加では白銀色となる。


と、いうことらしいのです。
(上記ウィキペディアさんより引用)


へー、青銅といえば、古代の剣や鏡に使われた金属、って、歴史の授業で習いますが。
博物館や教科書にある鏡が青緑っぽいのは、青銅製だからで。
実は作られた当初はピカピカの白銀色や黄金色だったかもしれないってこと??

ロマンがありますなー。

今は青緑だけどね(笑)


というわけで。
2つの合金の違いはおさえておいた方が良いですね。
とっさに、どっちがどっちかわからなくなりそうだもんなー。


(参考)
ja.m.wikipedia.org

ja.m.wikipedia.org

 

銅合金の特徴について

 

というわけで。
試験に出そうなポイントをざっくりまとめると。

黄銅は、銅と亜鉛の合金であり、銅60%、亜鉛40%の四六黄銅、銅70%、亜鉛30%の七三黄銅が機械材料として使われている。

青銅は、銅とすず(4〜8%)の合金であり、それに0.2%程度のりんを添加したものがりん青銅である。
りん青銅は、ばね材などに使われている。


という事です。

 

学科試験を突破するなら


学科試験を突破するためには、過去問を繰り返し解くことが重要です。
以下参考書が役立ちますので、参考までに。