配管抵抗(配管の摩擦損失)と、その大きくなる条件について

製図検定(技能検定「機械・プラント製図」)の勉強をするにあたり、実際に調べたことを書いていきます。
技能検定についての詳細は、以下の記事も参照ください。

 

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本日は「配管抵抗(配管の摩擦損失)」についてです。

 

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配管抵抗とは


配管抵抗とは何かというと。

移送液が配管を流れるとき、配管の内壁と流体との間には、流れと反対向きの摩擦力が発生します。
これを「管摩擦抵抗(管摩擦損失)」といい、これがいわゆる配管抵抗です。


要するに、配管のような筒状のものの中に、水を流そうと思ったら。
抵抗力というか摩擦力というものが発生するようです。

ま、そりゃそうかもしれません。
細いパイプと太いパイプ、どっちが流れやすいかって言ったら、やっぱ太いパイプだろうし。

太いか細いか以外にも、いろんな条件があるようです。


本当なら、いろいろ計算する方法があるようですが。
そこは文系なので「日本語で頼む」となってしまいます……

試験に受かるかどうかだけなら、条件をまずは覚えてしまえば良いのです。

 

配管抵抗が大きくなる条件


というわけで。
配管抵抗が大きくなる条件は以下の通りです。

配管抵抗が大きくなるのは

・管摩擦係数が大きい
・配管が長い
・配管が細い
・密度が大きい
・流速が大きい

となり、特に流速は2乗に比例して配管抵抗を大きくします。


というわけで。
これだけ頭に入れておけば、イメージはできるのではないかと思います。


もし計算式などの詳しい情報が必要な場合は、以下のページが参考になりますので、よろしければ。

(参考)→【C-2c】流体って何?(流体と配管抵抗) | 移送物の基礎知識クラス | 技術コラム | ヘイシン モーノポンプ

 

学科試験を突破するなら


学科試験を突破するためには、過去問を繰り返し解くことが重要です。
以下参考書が役立ちますので、参考までに。