「未経験者歓迎」(未経験者優遇)。ありがたいことです。
どうしても、違う業界に転職したい!!
今自分がいるこの業界の給料では、正直生活できない!!!
でも、そもそも本当に、面接してもらえるものなの???
未経験でも、面接を勝ち取ることができるのか?
今回はこの疑問について、考えていきたいと思います。
まずは、「未経験者歓迎」の案件について、説明しておきます。
- 異業種・異職種への転職の割合は思ったよりも多い
- 安易に求人を鵜呑みにしない
- 専門性のある仕事は、応募する前に知識や資格など要確認!
- 未経験者歓迎求人で、応募すべき会社は?
- 未経験でも面接を勝ち取るポイントとは?
- 「未経験でも面接を勝ち取るポイント」まとめ!
異業種・異職種への転職の割合は思ったよりも多い
実は、思ったよりも異業種・異職種への転職は多いのです。
信じられないかもしれませんけど、私が入った会社は、中途採用者の前職がかなりバラバラでした。
未経験者歓迎の場合、
- 職種未経験者
- 業種未経験者
この二つに分けられます。
「職種未経験者OK」と書かれていた場合は、「営業」の仕事の人が「事務」の求人に応募する、みたいな感じです。
「業種未経験者OK」と書かれていた場合は、「IT企業」の会社に勤めていた人が、「製造業」の会社に応募する、みたいな感じです。
このようにはっきり書かれていればいいんですけど。
(Web求人サイトは、わりかしはっきり書いてある印象です)
書いてない場合は、求人を鵜呑みにしないことが重要です。
安易に求人を鵜呑みにしない
実際、未経験者歓迎求人で失敗したり、そもそも面接してもらえないのって、
求人している側と、応募する側にズレがあるからだと思うんですよね。
募集している仕事に関して「未経験歓迎」だけど、それなりの知識や資格が必要な場合もある。
職種も、業界も、未経験な場合は、注意が必要です。
求人票に書いてあることは、半分本当、半分嘘
「未経験歓迎」とあっても、求人する側の思惑としては、半分本当、半分嘘、と言ったところです。
なぜかというと。
「求人を出しても、人材不足だから人がこない」
「来ないけど、雇った後に教育をする体力はない」
「仕方なく、未経験歓迎としている」
こういう考えが根底にあれば、完全に未経験の人材を雇うことはないのです。
小さな会社だと、体力がなくて、本当に来て欲しい人を面接前に選別する、というのはあり得ることだと思います。
なので、面接のアポを入れる前に、どういう温度感なのか、確認しておくことはとても大事なんですね。
実際に、私が「未経験OK」案件で断られた話はこちら↓
まあ、派遣だったから、というのもあるんですけど。
やっぱり先方が「どれくらいのレベルの人を欲しがっているか」というのを、勘違いしてたんですよね。
実際に未経験者でもOKな理由はあるのか?
じゃあ、どういう求人ならOKなのか、というところが気になります。
求人側に未経験者を雇う場合のメリットを考えてみます。
- 社会人経験があるレベルの人なら、専門知識だけ育成すれば良い
- 特殊な業種・職種の場合は、そもそも応募数が少ないので、未経験でもOKなら人が来る
- 職場に、考え方の違う新しい風を取り入れられる
- 社員構成的に、不足している層を追加で増やせられる
こんなところでしょうか。
つまり、アポをとる時に「育成するつもりがある」ということを感じ取れれば、未経験でも入れてもらえる可能性はあるのです。
専門性のある仕事は、応募する前に知識や資格など要確認!
CADオペレーターのように、専門性のある仕事は、アポを取る時に、
「どれくらいの知識が必要なのか」
「資格はあったほうがいいのか?」
聞ける場合は、確認しておいたほうがいいです。
まあ、資格が必須ではない会社を受けたい場合でも、資格を持っておくに越したことはないですけどね。
オススメの資格は、以下のようなものです。
未経験者歓迎求人で、応募すべき会社は?
というわけで。
まず面接を勝ち取るなら、応募する先の会社に、人を育成する体力があるかどうか、見極めることが第一条件となります。
まず、「完全に未経験でもOKか?」最初に確認しておきましょう。
これだけで、不幸なマッチングミスを減らせます。
ハローワーク求人なら、相談窓口の方が先方に面談のアポイントをとってくれるので。
その際に、必ず聞いてもらいましょう。
Webサイトの求人も、できれば、エージェントのいるサイトを使って。
先方がどんな感じの人を求めているのか、確認してもらいましょう。
未経験でも面接を勝ち取るポイントとは?
そして。
「完全に未経験でもOK!」の求人なら、さらに確実に面接を取り付けるため、以下のようなことも一緒に伝えておきましょう。
ポートフォリオ(作品集)を用意しておく
アポを取る際に、「ポートフォリオ」を準備してある旨を伝えると、自分に多少は実力があることを伝えることができます。
ポートフォリオというのは、日本語で言うと「作品集」のようなもので。
イラストレーターとかが自分を売り込む際に、自分の描いたイラストを先方に見てもらうようなイメージがあるのですが。
CADオペレーターで、これをやっているのは、あまり聞かないと思います。
もし専門学校やスクール、職業訓練校で、実際に描いた図面があるなら、
いくつかプリントアウトして、持っていくことは、
他の受験者と差別化を図る意味でも、ポイントは高いと思います。
資格を持っていない場合は、実力を示す意味でも、持っていって損はないですね。
資格があるなら、伝えておく
もし、上記で書いたような、CAD操作系の資格があるなら、
「資格があるので、少しはお役に立てるのではないかと思います」
と、アポの時に、伝えてみるのもありだと思います。
未経験OKでも、資格を取るくらいには知識があるほうが、
雇う方も、ありがたいですからね。
熱意と覚悟をしっかりと伝える
そして。
最後は何よりも、熱意と覚悟をしっかり伝えることです。
長くなりすぎるのもよくないですが、
簡潔に、入社後も引き続き勉強していく覚悟があると、明るく伝えれば、
「この人は熱意があるんだなぁ」と、先方にわかっていただけるのではないかと思います。
あくまでも、簡潔に、ですね。アポなので。
「未経験でも面接を勝ち取るポイント」まとめ!
いろいろ熱意を持って語ってしまった。
というわけで、長くなってしまったので、ポイントをまとめておきます。
- 自分が「完全未経験」なのか「業種未経験」なのか「職種未経験」なのか把握する
- 不幸なマッチングを減らすため、先方に体力がありそうか確認する(特に「完全未経験」の場合)
- ポートフォリオ(作品集)を用意しておき、見てもらいたいと伝える
- 資格を取っておく。そして、資格があることを伝える
- 未経験者のアピールポイントを把握し、熱意と覚悟をしっかりと伝える
以上です!
まあ、いろいろ書きましたが、「未経験OK」と書いていても断られる場合は「ご縁がなかった、はい次!」と切り替えましょう!!
そんな会社に無理して入っても、基礎的なことを教えてもらえなかったり、能力不足で致命的なミスをしてしまう可能性があるからです。
自分のレベルにあった、良い会社とご縁がありますように。
この記事が役立てば、幸いです。
→もしあなたが、職業訓練校に通っているなら、以下「その2」もお試しください!