それでは、CADを勉強するのに、教本を選びましょう!
独学で勉強する場合、目的別にざっくり分けると、
「CADソフト操作取得用」
「製図ルール勉強用」
「資格取得用」
に分かれると思います。
まずは、CADソフト(2D CADソフト)を使えるようになるための本を選びましょう!
CADソフトが使えるようになる教本
2D CADソフトは、コマンド操作によって、線を引いたり、丸を描いたり、四角を描いたりして、図面として仕上げていきます。
ソフトごとに、コマンド操作の解説が載っている本があります。
これを選んでください。
JW-CADの方は、「JW-CAD」と明記されているもの。
DraftSightの方は、「DraftSight」と明記されているもの。
さらに、インストールしたCADソフトのバージョンも確認してください。
同じCADソフトでも、バージョンが上がるにつれて追加された機能があります。
バージョンが違うと、入っていない機能を使えと本に書いてある、なんてことにもなりかねません。
ここを間違えると、全く使い物になりません。ご注意を。
通販で買ってもいいですが、できれば実店舗で中身をみて、確認してからご購入ください。
そして。教本によっては、電子書籍(kindle版)で出ているものもありますが。
必ず、紙の本を選んでください。
紙の本を開いて、目的のページを見ながら操作する、というのが、もっとも勉強しやすいスタイルだと思います。
JW-CADの教本
それでは、フリーソフト「JW-CAD」の教本をいくつかあげてみます。
11コマンドでスラスラ描けるJw_cad
11個のコマンドを使って、図面がかけるようになる!
必要な箇所だけを絞って解説してあるので、これさえやれば、基本的なところはマスターできます!!
動画でわかるJw_cad最強バイブル
動画でわかるJw_cad最強バイブル (エクスナレッジムック)
実際に操作しているところが動画になっているので、わかりにくいところも理解しやすい本です。
「11コマンドでスラスラ描けるJw_cad」の補助的な立ち位置として使ってもOK。
DraftSightの教本
続いて、フリーソフト「DraftSight」の教本をいくつかあげてみます。
やさしく学ぶDraftSight
やさしく学ぶDraftSight[DraftSight2016対応] (エクスナレッジムック)
ドラフトサイトの基本コマンドなら、この本で解説されています。
実際の図面に即した解説があるところが良いです。
DraftSightできちんと機械製図ができるようになる本
DraftSightできちんと機械製図ができるようになる本 (DraftSight 2018/2017対応)
機械系を目指すなら、2冊目として使うのはあり。
機械系の図面によく使われる部品を、ドラフトサイトを使って練習する本です。
実際の図面をトレーニングとして書いてみる
以下はドラフトサイトの公式HPですが。
トレーニング用のデータをダウンロードすることができます。
実際の図面を、なんども書いてみるのが、上達への近道です。
練習用問題を繰り返し作図して、CADの操作方法を身につけましょう!!