実際に私が、転職活動をしていた際にやっておいてよかったなぁ、と思ったことを書いていきます。
やはり、年齢が年齢ですから、本気度が問われます。
最短ルートの選択と、本気度を見せるための実物(目に見える成果物)を見せることが大事だったんじゃないかなぁと思います。
ではでは、いってみましょう!!
志望する業界の現在の流れを勉強しておく
まずは、どこの業界に就職するか。これを決めるのは絶対です。
ここがぶれると、求人内容に左右されて、身につけるスキルの方向がブレブレになってしまうからです。
よくわからない、と思う方は、まず「建築系」か「機械系」かだけでも決めましょう。
図面は似ているように見せかけて、実は大きく変わってきます。
「AutoCADができればOK」という文言を、よく求人票で見かけますが。
この「AutoCAD」も、「AutoCAD Architecture」(建築系に特化した機能を持つCAD)「AutoCAD Mechanical」(機械系に特化した機能を持つCAD)と、ソフトが細分化しています。
ここがぶれると、派生して勉強しないといけない知識が膨大になってしまいます。
こだわりがなければ「通っている職業訓練校が機械系だったから、機械系の求人を探す」くらいの理由でもいいですが、やはり好きな方が続けられるかなと思います。
「建築系」か「機械系」か決まったら、さらに業界を研究していきましょう。
例えば、「機械系」を選んだとして、「自動車系」なのか「家電系」なのか「プレス金型」なのか。
本やWebで情報収集します。
応募する業界も固定しておくと、比較とかできていいかもしれません。
また、使うCADソフトもしっかりチェックしておきたいですね。
同じ自動車系でも、使うソフトが全然違ったりしますので。
応募先企業の研究
設計の実績や自社でやっているサービスなどがあるかどうかなどを、徹底的に調べます。
Web上で調べられればいいんですけど、もしよくわからなければ、職業訓練校の先生がもしかしたらご存知かもしれません。
面接で自己PRする時とかに、貢献できることなどを盛り込むことができます。
志望動機ややりたいことが、自分の中で固まっていると、面接時に堂々と答えられることができるんですよね。
課題以外での図面作成
職業訓練校でも、課題が出るのですが。
プラスアルファで、自分でも図面作成の練習をします。
うまく課題が見つけられない、という方には、
資格取得の練習問題などを作成してみても良いかと思います。
機械系なら、断然、技能検定「技能検定 機械製図 CAD作業3級」ですね。
バラシ図が描けるようになるので、アピールできるポイントになります。
ポートフォリオの作成
面接時に「ポートフォリオ(作品集)」を持っていくことは、このブログ内でも何度かおすすめしています。
何より、話のタネになるし。
自分がどこまでできるか、一発で分かってもらえる、というのが大きいんですよね。
事前にやっておきたいことって、実は繋がってる
以上、私が面接に向けてやったことを、振り返ってみました。
CADオペレーターというのは、技術力を売っていく仕事ですので。
自分のスキルが、その企業のビジネスに役に立てます! というのをわかってもらえないと、面接は突破できないんじゃないかなぁと感じました。
なので、散々書きましたが、ポートフォリオは有効なんですよね。
で、相手企業に刺さる良いポートフォリオを作ろうと思ったら、業界研究は必須です。
なんだ、やってることって全部繋がってるじゃん(笑)
というわけで。
参考になれば幸いです。